2023年06月17日(土)〜2023年06月18日(日) レース回顧

断然人気のホロニックパスが低指数に喘ぐ中、DC値、CC値ともに二桁で指数断然のサヨノフィールドが６番人気と人気の盲点となっている。勿論前走未勝利をほぼ持ったままの調教のような競馬で圧勝したホロニックパスの基礎能力の高さは疑う余地はないが、流石に骨折明けでこの指数では今走ばかりは苦戦必至の絶好のお客さんとみるべきだろう。伏兵サヨノフィールドから大波乱を狙うレース。
結果、期待の伏兵サヨノフィールドは直線一気の追い込みを見せ勝ち馬と同タイムの僅差の３着に突っ込んだ。嬉しいことに断然人気のホロニックパスも目論見通り直線半ばで完全に失速。二桁着順に沈んでくれた。接戦を制したのはこれまた人気薄７番人気のロジヴィクトリア。２着はDC値４位、CC値５位で同じく伏兵５番人気のフミバレンタイン。断然人気が飛んだ上、伏兵３頭の決着で配当は馬連16,480円の万馬券、馬単43,390円の４万馬券、３連複31,450円の３万馬券、３連単は227,860円の22万馬券の大波乱。実に気持ちのいい一撃となった。

多頭数16頭立ての競馬で３連単万馬券未満は僅か６点という難解な一戦だが、指数的には数頭に高数値が集中する上位拮抗で比較的狙いやすいレースとなっている。中でもDC値、CC値ともに二桁でバランスよく高位を占めるマルモルミエールとタガノフリューゲルの２頭はかなり目立つ存在。後者は２番人気も前者は７番人気で妙味も十分。２頭中心視の馬券で波乱に期待した。
結果、より期待をかけていた伏兵マルモルミエールは直線伸びを欠き馬群に沈んだが、もう一頭の期待馬タガノフリューゲルは好位追走から僅差の２着と好走。そして、接戦をクビ差凌いだのは高指数の穴馬、CC値４位で何と11番人気のダイメイセブン。マイペースの先行策から直線も力強く押し切ってまんまと逃げ切り大波乱を演出。３着にもDC値４位で９番人気の伏兵ワンボイスが入って、馬連10,030円の万馬券、馬単18,680円の万馬券、３連複36,450円の３万馬券、３連単239,730円の23万馬券の大波乱をズバリ的中となった。