2018年07月28日(土)〜2018年07月29日(日) レース回顧

一般的に、キャリアの浅い馬ばかりの２歳未勝利戦は非常に難解だが、馬券候補が簡単に絞れるこのレースは積極的に買いだ。DC値またはCC値が「９」以上の１、２、３、５番人気４頭が明らかに抜けており、４頭立てとみるのが妥当。軸は決めづらいので、３連複ボックス４点か、３連単ボックス24点で勝負。いずれも元割れの目はない。
結果、４強が順当に上位独占。３番人気ニシノフルバンクが勝ち、１番人気グレートデーが２着、５番人気マイネルバトゥータが３着、２番人気アンジェリーブルが４着で、３連複は2,150円、３連単は11,160円という会心配当。

DC値・CC値ともに二桁の馬が２頭いるが、休み明けで大外枠の３番人気オルゴロオジエは割引必要。ここは、好実績コースへ短縮の前日推奨１番人気ハヤブサレディゴーから入るのが正攻法だ。ただし頭鉄板視できない詰め甘タイプなので、３連複流しか、３連単マルチが妥当。相手は、DC値・CC値ともに「５」以上の７頭から、18キロ増で太いタンゴ、４か月近い休み明けの３歳牝馬シャインカメリアを切った、３、４、６、９、12番人気５頭。
結果、同コース未勝利を快勝後、リフレッシュして太め感なく仕上がった９番人気クイーンズテソーロが勝ち、ハヤブサレディゴーが２着、DC値トップの４番人気スビールアスールが３着で、３連複は8,570円、３連単は６万馬券。

DC値・CC値ともに「８」以上の４頭から、コース替わりに不安がある２番人気オーヴィレールを除いた、３番人気ブラッククローバー、前日推奨６番人気スマートグレイス、７番人気パーリオミノルが上位。中では、DC値・CC値ともに二桁、DC値トップ、小倉替わり歓迎のブラッククローバーが一歩リード。ブラッククローバー＆スマートグレイス、ブラッククローバー＆パーリオミノルの２頭軸２セットが狙い目となる。ヒモ候補は、DC値またはCC値が「８」以上の６頭から、頭打ち感ある９番人気スカイパッション、休み明けの10番人気ニシオボヌールを切った、１、２、４、５番人気４頭。
結果、マイペースで逃げた４番人気オールポッシブルにまんまと勝たれたが、ブラッククローバー２着、スマートグレイス３着で、３連複は7,820円、３連単は47,520円。

無難な軸は、DC値２位の１番人気ディアドラ。前走、同距離海外Ｇ１好走、好仕上がり、札幌歓迎の同馬から入るのが正攻法だろう。少しひねるなら、詰めは甘いが堅実で、DC値トップ、鉄砲巧者、1800m巧者の４番人気フロンテアクイーン。残る馬券候補は、DC値またはCC値が「８」以上の７頭から、前走1000万条件のアグレアーブル、ティーエスクライ、休み明けで対古馬初戦、1600m超未経験のリバティハイツを切った２、７、８、９番人気の４頭まで。
結果、ディアドラは格の違いを見せつける３馬身差圧勝。激戦の２着争いはフロンテアクイーンが制し、２番人気ソウルスターリングが新馬勝ちコースに替わって３着、前日穴推奨の７番人気トーセンビクトリーが４着。